情報通信学演習T
Bグループ担当分講義資料(5/16&5/28分)
西尾担当分
英語の全訳は
Bグループのページ
を参考にしてください。ここでは、訳をした上で
重要だと思ったことをまとめていきたいと思います。
[0]この章で再三に渡って登場するアーキテクチャー
の言葉の意味について…
(a)本文による説明は
The architecture of a software system defines that system in terms of
computational components and interactions among those components.
訳:ソフトウェアシステムのアーキテクチャーとは、計算上の構成要素(コンポーネント)、
およびそれらの構成要素(コンポーネント)中の相互作用によってそのシステムとして定
義される。
(b)GAKKEN 基本情報技術者の教科書による説明は
コンピュータシステムを構成するハードウェアやソフトウェアの設計思想のことで、
具体的には、「命令セットを通じてみたコンピュータの構造」、つまりそのコンピュータ
が備える機械語命令群を使ってプログラムを作成するために、理解しなくては
いけないコンピュータの構造のこと。
[1]In addition to〜component compatibilityまでの段落
アーキテクチャーは
この2つの調和からなっている。
関連したシステムレベルの問題
容量、情報処理量、互換性の要素を含む
[2]More generally〜programming languageまでの段落
アーキテクチャーのモデルについて
構成部分と相互作用の中で
- 構造的な違い:例えば、建物のつくりのこと
- 意味的な違い:いかにして実行するか?
を明白にする必要がある。
理想的には…
- 個々の要素を独立に定義
- 異なった前後関係ないで再利用できる
[3]The informal documentation 〜software engineeringまでの段落
コンピュータシステム内の設計レベルの重要性とは…
まず、ソフトウェアデザイナーが作るアーキテクチャーの文書はわかりにくい。
↓
統一化すべく、設計レベルについて調べる必要がでてきた。
[4]System design〜the level belowまでの段落
システム設計
システム設計はたくさんのレベル
からなっている。
各レベル間において…
また、各レベル同士は関係付けされていて、各レベルの基礎となる要素は下の
レベルの構造と一致している。
- rules of composition:構成規則
- rules of behavior:振る舞いの規則
[5]The hierarchy of levels〜the level belowまでの段落
ハードウェアの設計レベルについて
*図の説明は市橋くんにお願いして…
- 各レベル間は異なった内容をしめす
- 異なった種類の構造は異なったコンポーネントのかたまりの設計を導く
- 異なった表記法、技術分析、設計は異なった内容を示す
- 基本的なコンポーネントが下のレベルのコンポーネントに関係
[6]Software〜in machine codeまでの段落
ソフトウェアの設計のレベルについて
- Architecture:
設計の問題はコンポーネントを含んだシステムの能力の関係を
含んだものである。コンポーネントはモジュールで、モジュール間の関連はさまざまな
方法で扱われている。またオペレータはサブシステムからのシステム構造を導く。
- Code:
設計の問題はアルゴリズムとデータ構造を含む。コンポーネントは文字、
数、ポインタ、そしてコントロールのスレッドなどのような原始的なプログラミング
言語である。また、原始的なオペレータは原始的言語の巧みな扱いと算術的なものを
含む。また、機械装置の構造はレコード、配列、手続きを含む。
- Executable:コンパイルして実行可能
設計の問題は、メモリマップ、データのレイアウト、コールスタック、
そしてレジスタ割り当てを含む。コンポーネントはハードウェアによるビットパターンで
ある。オペレーションと構造は機械語で表現される。