SOAPのWeb資料
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4 SOAP

4.1 SOAPの概要 p.34
4.2 他の分散アプリケーション連携技術 p.35
4.3 SOAPの通信モデル p.36


4.1 SOAPの概要

SOAPとは何か

・Simple Object Access Protocolの略
・Webサービス同士がメッセージを交換するためのメッセージ仕様
   ・アプリケーション間でXML文書を交換するメッセージ形式のみ規定



SOAPの特徴
・ファイアウォールを超える通信
・プラットフォーム非依存性
・導入の容易性
・プロトコル拡張の容易性

4.2 他の分散アプリケーション連携技術



遠隔のアプリケーション同士が連携する方式
  CORBA
  DCOM
特徴
  多言語対応
  異種プラットホーム対応
  連携するコンピュータ同士にアプリケーションをインストールしておく必要性



  通信プロトコルに依存しない(OSI参照モデル等)
  通常外部接続の場合、ファイアウォールに止められる
     →ファイアウォールの設定変更
        →セキュリティ上問題がある

4.3 SOAPの通信モデル

・あるWebサービスA(SOAP送信者)からあるWebサービスB(SOAP受信者)へSOAPメッセージを送信する一方向の通信モデル

・送信者から受信者への短距離モデル





・基本モデルを拡張した長距離モデル
・中継Webサービスで何らかの処理(ログ取得、タイムスタンプ付与等)を実行することも可能







・SOAP通信の基本処理
・外部遠隔操作
・HTTPにバインドされたSOAPメッセージはHTTPメッセージに相当する




SOAPプロセッサ

  SOAPメッセージの受信、アプリケーションを呼び出す機能
  SOAPメッセージの送信する機能
XMLパーサ
  XML文書の解析する機能
  XML文書の作成する機能


まとめ

遠隔操作は、SOAPによって発展していくでしょう