第二回:ツールを使ってみよう<ペンツール編>
とりあえずペンツール使って落書きでもしてみましょう。
Winのアクセサリに入ってる「ペイント」にだって一応入ってる機能です。
レベルはかなり違うけれども。とりあえず基本の画面。700x700で透明です。
700x700が100%で余裕で表示できるのか…!!
さ、落書きしましょう。ぐーるぐるっと。
使ったツールはブラシツールと鉛筆ツール。
ちなみに選択方法。
切り替えはこうやってします。さて。
こうなりました。わかりやすいように背景ピンクです。
流量と不透明度は上の方にあるオプションで指定できます。
赤丸のとこを押すとパーセンテージを調整するバーが出ます。
上のボックスに直接数字を打ち込んでも同じことができます。
流量と不透明度の違いは見た感じでわかりますよね。
簡単に言うと
流量→インクの出る量。(高いほうが濃い色合い、境界しっかり)
不透明度→透け具合。(高いほうが濃い色合い、密度ぎっしり)
まあこんなかんじ。
ちなみに真ん中のちっさいぐるぐるは不透明度、流量ともに50%。かなりぼけてます。
下のほうのぐるぐるは境界がはっきりしています。これが鉛筆ツール。
ピクセルごとに塗り分けるのでがたがたしていますが、透過したいときはこちらが便利です。
あと、塗りつぶしするときに便利ですよ。
ほら、鉛筆ツールは境界がはっきりしているので塗りつぶしてもむらが残りません。
画像の劣化でぼけているところは目をつぶってください(汗)
ブラシツールは線を滑らかにさせているのでぼかし部分は塗りつぶしが効かずこうなるのです。
ちなみに、塗りつぶしにアンチエイリアスをかけると
滑らかに塗りつぶせますが、何度も塗りつぶすとどんどん侵食されていきます。
これは許容範囲も同時に増やしているからです。 塗りつぶす同じ色の範囲がだんだん黒に近くなっていっているわけです。
まあ塗りつぶしツールの話はまた後で。
フォトショップのペン先はいろいろあります。ピックアップしてみただけでもすごい量です。
中にはアヒルとか星なんてユニークなものもあったりしますね。
これはすべて右上の「ブラシ」で選ぶことができます。
新しいブラシをインポートすることもできますし、自分でペン先を作ることもできますよ。
面白そうなので作ってみましょうか(脱線気味)。
まず元絵を描きます。にっこり。
画像を選択ツールで選択し、編集→ブラシの定義で、
名前をつけて定義づけ。ニコマーク!
するとブラシツールの下にほら!できた!
あれ、ずいぶん薄いですね。
どうやら水色で描いたのがいけなかった模様。
気を取り直して黒で作り直します。
ほらできたー!ペン先を縮小してもばっちりです!
ああ、トリビア並みの無駄知識を先に身につけてしまいました。
まあいいや、きっといつか役に立ちますよ。
ブラシをいじってみましょう。
このように、同じブラシを基にしてもこれだけいろいろな
ブラシを作ることができます。
これをどうやって行うかというと、下の図のように値を入れていくだけでよいのですね。
一番基本の変形。硬さを上げると境界がはっきりする。
ペン自体に柄をつける。
描画モードを変えると柄の具合も変化する。
ペンに、他のペン先の要素を柄として加える。
ここでの散布は柄がまばらになる度合い。
色のばらけ方を指定。
色相と彩度で揺らぎの範囲を決める。
ノイズやらの効果は選択するかどうかだけです。
これであなたはブラシ博士。後は研究しだいですね。
でもなんとなく、上のいろんな筆がどうやって作られたかわかった気がしませんか?
ペンツール編はいまんとこ以上です。おつかれさまでしたー。
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